PEA Q&A 

 

 

空間電荷測定装置に関する
Q&A 


 

被測定サンプルの厚みに制限はありますか?

 

 サンプル厚みは、100μm 〜 1mm程度です。

  

 本装置のサンプル厚み方向の分解能はおよそ10μmですので、

 100μmより薄いサンプルでは電荷の位置を明確に測定できない

 可能性が有ります。
 また、本装置はサンプル内部にある電荷から伝わってくる振動

 波を計測する為、サンプルが 1mmより厚くなると信号がなま

 ってしまい、うまく測定できない可能性があります。

 

 

サンプルの大きさはどの位にすれば良いですか?

 

 

空間電荷測定器

 

 本測定装置で測定する時には、サンプルを上部電極と下部電極の間に挟

 む必要があります。サンプルを挟む時に、押さえ用ゲートとバーを用い

 て上部電極及びサンプルを固定します。両ゲート間の長さは60mm(標

 準仕様の場合)である為、少なくともサンプルの一辺は60mm以下であ

 る必要があります。もう一辺の長さは問いません。。

 

 

平行平板以外の試料は測定できませんか?

 

空間電荷特注品

 

 

  標準仕様の他、コピー機用ドラム、或いは転写ベルト対応機種などもご

 ざいます。

 

測定エリアはどの位ですか?

 

 下部電極の下に位置するセンサの大きさは 5x5mmとなりますので、

 サンプル内の 5x5mmのエリアの電荷による信号が、平均化されて測

 定されます。

 

 

経時変化を測定したいのですが?

 

 高速測定オプションを使用しますと、10kHzでの測定が可能です。
 また、数分毎程度の経時変化測定であれば、自動測定用ソフトウェア

 auto measureプログラム)を追加するだけで自動連続測定を行えます。

 

 

すぐに電荷量がわかりますか?

 

 「空間電荷解析ソフト」を使用することによって、リアルタイムで電荷

 量がわかります。

 

 

恒温槽内での使用は出来ますか?

 

 恒温槽対応タイプがございます。

 冷却ユニットを使用しますが、環境温度範囲は 室温〜85℃程度です。

 

 

温度制御用電極ユニット(オプション)を使用した場合の、温度範囲はどの位ですか?

 

 室温〜65℃程度です。

 

 

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