サンプル厚みは、100μm 〜 1mm程度です。
本装置のサンプル厚み方向の分解能はおよそ10μmですので、
100μmより薄いサンプルでは電荷の位置を明確に測定できない
可能性が有ります。 また、本装置はサンプル内部にある電荷から伝わってくる振動
波を計測する為、サンプルが 1mmより厚くなると信号がなま
ってしまい、うまく測定できない可能性があります。
本測定装置で測定する時には、サンプルを上部電極と下部電極の間に挟
む必要があります。サンプルを挟む時に、押さえ用ゲートとバーを用い
て上部電極及びサンプルを固定します。両ゲート間の長さは60mm(標
準仕様の場合)である為、少なくともサンプルの一辺は60mm以下であ
る必要があります。もう一辺の長さは問いません。。
標準仕様の他、コピー機用ドラム、或いは転写ベルト対応機種などもご
ざいます。
下部電極の下に位置するセンサの大きさは 5x5mmとなりますので、
サンプル内の 5x5mmのエリアの電荷による信号が、平均化されて測
定されます。
高速測定オプションを使用しますと、10kHzでの測定が可能です。 また、数分毎程度の経時変化測定であれば、自動測定用ソフトウェア
auto measureプログラム)を追加するだけで自動連続測定を行えます。
「空間電荷解析ソフト」を使用することによって、リアルタイムで電荷
量がわかります。
恒温槽対応タイプがございます。
冷却ユニットを使用しますが、環境温度範囲は 室温〜85℃程度です。
室温〜65℃程度です。
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